夢のお宝雑記

一安心?

地方の長年続いた御屋敷から、相続のため約2日間かかり、茶道具、その他の書画骨董を評価鑑定いたしました。

当法人依頼の前に、古道具屋さんが来て評価できますと言われて、お任せしたら、良い品を盗られたようです。

当主の方は、やっときちんとした評価が出て、後世にも一安心して残せます。との事でした。

皆様、評価鑑定は、きちんとしたところでされてください。


がっかり!

ある地方の資産家の方から、ご両親様が購入された美術品の真贋評価依頼がございました。
蔵の中にはたくさんの美術品、日本画、洋画、その他の多種の作品があり、二日間調査しましたが、有名な画家の作品でさえもほとんど鑑定書がない状況でした。

後日詳しく調査して残念な報告となりましたが、購入のいきさつをお伺いすると、ほとんどの作品を一人方から長年にわたっていただいていた。遠方から風呂敷に包んで持参されたのでね。
との事でした。

皆様、美術品購入にはくれぐれもお気をつけくださいませ。


本物か贋作? K市Tさんより

『亡祖父が、昔に棟方志功先生から頂いたとして何十年も忘れて少し汚くなっていますが、本物かどうか調べたい。』とのご依頼でした。

【棟方志功 華厳譜 不動明王の柵 1937年初版(昭12)】作とわかり、正式な鑑定機関に代行して、鑑定書を受け取り、きれいに額装してお渡しいたしました。 「毎日祖父を想い出しながら眺めています。」と嬉しいお礼の言葉までいただきました。 70年超す美術の復活でした。


主人の言葉 M市Fさん

『主人が亡くなり、「高価な絵だよ。」と言われていたけど、今となってはわからずに、見てもらいたい。』とのご依頼でした。
小さな油彩画で、キャンバス調査もいたしましたが、画家の名前もなく、額は、日本画用であり、一般の人の作品のようで、少し残念なご様子でした。